{娘孝子、ナレーション}先週のダイジェスト映像が流れつつ
香港からパパの娘スーチンさんがやって来ました。始めのうちは、衝突ばかりしていましたが、誤解が解けて心が通じ合いました。ところが、パパの前の奥さん、ウェンディーさんまでも日本にやってきたのです。でも麻婆豆腐が香港と日本の家族をを1つにしてくれました。それ以来、スーチンさんはママのことを東京ママ。私達はウェンディーさんの事を香港ママと呼ぶようになりました。ところが、又新たな問題が待ち構えていたのです。

{家}玄関せっきーアップから
沢田「店、辞めさせて下さい!」

陽子「どうして?何か不満があるの?」
沢田「いや”そう言うことじゃないんです。」顔を大きく振る。
孝民「だったら、わけいいなさいよ!」せっきー下を向いて、目を小刻みにぱちぱちぱちする。
沢田「結婚するんです”」目(&鼻の穴)を見開いて。

孝民「結婚!!だれと!」
沢田「うっ”美倫さんと。」なんとなく困り気味な顔で右目に力(シワ)をいれながら。

{店}
沢田と美倫。孫夫婦と山根がテーブルについて話し合っている。せっきー下を向き気味で軽く困り顔。
山根「結婚するのはめでたい事だよ。祝福するよ。でもどうして辞めるんだ。」
美倫「経済的な理由です。」
孝民「給料が安いって事ですか?」うつむきせっきー何か口の中でもごもごする。いや”そうじゃないんだけどって感じ。
美倫「まぁ。。そう言うこと。」もじもじ。。
陽子「辞めてどうするの?」
美倫「働くのよ。サラリーマンでも何でも良いから、給料のいいところに。仕事探さなきゃならないけど。」
陽子「美倫さんも?」
美倫「私は辞めないわよ。私は今までどおりここでお世話になります。」
山根「分らないなぁ。美倫さんが今まで通りなら、沢田も今まで通りで良いじゃないか。(せっきー山根をチラッっと見る)所帯を持つんだから、給料はupするよ。共働きだから、何とかなると思うんだけどな。」
美倫「山ちゃん甘い。新婚なんだから、色々あるのよ。」せっきー美倫をチラッチラッと見る
陽子「でも、仕事探すんだったら、別に急がなくても良いじゃない。」
孝民「そうですよ。」
沢田「すいません!あの違うんですよ。。」うわぁって感じの顔?鼻を上に上げ眉間と目じりにシワ。
孝民「何がちがうんです!」
沢田(小声で。美倫を右手で抑えながら)「ちゃんと言った方が、良いっ”」
沢田「新宿の店から話があったんです。料理長として来ないかって。」

孝民「あいや〜”」山根「引き抜きか。」チラッと山根を見て頷く。
美倫「私の友達が店をやってるの。でコックを探してるって。だから私がこの人を紹介したの。だって、条件凄くいいんだもん!2人の将来の為よ!おかしい?」
山根(立ち上がって)「おかしいよ!恩って物があるじゃないか!義理があるだろう。今まで散々世話になっておいて、給料がいいから。美倫さんはここで働く。面の皮が厚いっていうか。人として間違ってるよ!
美倫(立ち上がって)「恩じゃメシは食えない!」
山根「前から言おうと思ってたんだけど、美倫さん。あんたのその考え方。日本では通用しないよ!」
美倫「なんで山ちゃんにそこまで言われなきゃならないの”どうして私達の幸せを妨害するの?」
山根「誰がそんなこと言った!」

あ〜もう。どうしよぅ。もじもじもじ。。。な感じのせっきー。孝民を困り顔で見る。孝民もうつむいて、困り顔。目をそらす。も〜おって困り顔(大)。いたたまれず、沢田逃亡。。美倫が追いかける。

{家}陽子が帳簿を眺めている。
陽子がのれんわけしたらどうか?2号店として、独立させればいい。パパの夢をかなえる為にも。お弟子さんがパパの味を広めていく。孝民は皆に幸せになって欲しい。賛成だ。さすがママだ。

{店}
沢田と美倫。孫夫婦と山根がテーブルについて話し
ている。

独立の話をする。せっきービックリ顔で固まる。
美倫「2号店!独立!私の店が持てるのね。その話乗ります!」
沢田「ちょっと待ってよ。新宿の方の話はどうすんの。」
美倫「断ればいいのよ。文句は言わせないわ!ありがとう。」真剣な面持ちせっきーアップ。
沢田「ムリです。僕にはまだまだ孫スーフーの味を受け継ぐなんて。」

美倫「又頼りない事言ってぇ。孝民さんは、あなたにまかせられると思ってるから、言ってくれてるのよ”もっと自信を持ちなさい!」
孝民「美倫さんの言うとおり。沢田あなたもう大丈夫。」
沢田(手を前に出して、困り顔)「でもっ”」
美倫「あなた孝民さんに恩があるんでしょ!(えぇぇ〜〜〜??って感じで、美倫を見るせっきー)恩返しのつもりで。人間大事なのは、恩と義理よ!ねっやまちゃん♪」
陽子「沢田君。お願いします。」せっきー背筋をピーーーーーンとして、目を見開いてビックリ顔。孝民「おねがいします。」せっきー交互に見て、沢田「はいっ!」笑顔。そして放心顔。

{厨房}
3人が入っていく。せっきー前に出る。祝福される。沢田「ありがとうございます”」
孝民が中山に沢田と一緒に2号店に行くように言う。


物件を見る陽子。


{店で披露宴が行われている。}
孝子「3ヵ月後美倫さんと沢田さんは、結婚しました。同時に2号店も開かれる事になり、パーティーが開かれました。」せっきーは紋付袴。美倫はピンクのドレス。金屏風の前で並んでお客さんに挨拶をしている
麻婆豆腐が出る。孝民がくる。孝民のところにやってくるせっきー。。
沢田笑顔で「孫スーフー。披露宴を開いていただいて、ありがとうございます。」
孝民「美倫さんと仲良くやるのよ。あなた達幸せになる。お客さん幸せになる。」
沢田「僕は。。孫スーフーと出会えて。。ホントに。良かったと思ってます。。。(うっ”小刻みに震えながら。口に手を当てる。泣き出す。)こんなにに良くしていただいて。。。(胸元からハンカチを取り出す。)」
孝民「沢田泣き上戸か。」
沢田「実はそうなんです”」ハンカチを目に当て、泣く。皆が笑う。
孝民「あ〜困ったな。美倫さん。旦那さん泣いてるよ。お願いします”」美倫も泣いている。
行ってあげなさいと促される。美倫のところへ。
本場の辛いものと日本人向けの麻婆豆腐をたべ感想を言うお客さん。それを聞いた孝民。

{厨房}
孝民は辛さの段階を変えた麻婆豆腐を作ってみる。味見をする幸一。いいアイディアだと皆賛成して、メニューに入れる事になる。お客さんに好評。

{家}
肩がこると陽子。孝一がマッサージをする。孝子に孝一が早く後をつげというが、野球選手になるんだと幸一。
李がたずねて来る。香港に行って、修行したいと言う。覚悟が出来てるなら、友達の店を紹介すると孝民。
話を話を聞いていた孝子は土手へ。陽子が来る。「寂しいけど、嬉しいね。応援してあげようね。」

{店}
皆に挨拶する李。餞別を貰う。孝子に料理のレシピを作ったので、渡してくれと李。
私の息子。頑張れよと孝民。泣きながら、お別れ。孝民に抱きつく。

{家}
家にいた孝子に李からのノートを渡す陽子。それを見た孝子は泣き出す。

{厨房」
孝民と金子。2人でビールを飲む。皆いなくなって、寂しくなったと孝民。私はずっと側にいたい。一生ついてくと金子。

「家}
孝子が陽子の肩をももうとすると、熱がある。倒れる陽子。

{病院}
あたふたする孝民。陽子が病室で目を覚ます。
心配しないでと皆。

{家}
孝民が陽子のためにスープを作っている。孝子も家の事をやるというが、孝一は別にいいと言う。

{病室}
孝民が「お願いだから、私より先に絶対死なないでくれ。」と言う。「分った!」と陽子。
次々とお見舞いに来る。
せっきーも美倫と果物をもってやってくる。お店は上手く言っているという
夜病室で何か考えている孝一。

{山根家}
孝一がたずねて来る。麻婆豆腐を作る孝一。ヒドイでき。もう良いよと孝一。お父さんの努力を見習って頑張れと山根。
家で2人に手伝ってもらいながら、麻婆豆腐をつくる孝一。

{病院}
明日の結果次第で、退院できると喜ぶ。孝一が麻婆豆腐を持ってくる。皆を見て、自分もなにかしてあげたいとおもったと。
食べる前に泣く陽子。豆腐がくずれてるのが残念だが、おいしい!料理の才能があると絶賛する2人。

{山根家}
上手くいったと報告する幸一。俺なんだか親が一杯いるみたいという。泣き出す敏江。

{店}
快気祝いをしていると、テレビ局の料理番組に出て欲しいと言われる。

テレビ局で面白い言い方でテレビに出る。それが受けたらしく。麻婆豆腐は一躍人気がでる。豆腐も売り切れる。お店も繁盛。養父まで、麻婆豆腐を作ってみている。

{厨房}
薬膳料理を研究している孝民。売り上げが伸び、喜ぶ山根。まだまだよ”と陽子。孝民は料理学校を作りたいという。
昔、意地悪な先輩が料理の勉強の邪魔をした。だから、私は皆に教えてあげたいと孝民。その話乗った。と山根。乾杯する。

{ナレーション}
孝子「料理教室は大成功。四川料理を広めたいという、パパとママの夢はこうして実現したのでした。」


一軒家に引っ越す準備をする。家にお礼をする。新しい家はいいね。と喜ぶ。

大きくなった厨房で働く孝民の後姿を見つめる陽子。その姿は、大人になった孝一に。孝一「麻婆豆腐あがりました!皆急いでください”」微笑みながら、見つめる陽子。陽子も白髪に。
店の中を歩く陽子。
孝民「ママ愛してますよ!ママは神様からの贈り物。私の宝物。」消えていく孝民。
陽子「パパ。ありがとう。。」



                                                                    
最終回 「新たなる挑戦」
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